辞めそうな社員の兆候


えっ!あの人が?という「退職します」ニュースは、いきなり流れてくることが多いですよね。
しかし本人としては決して突発的に言い出したわけではなく、実は数ヶ月前から着々と準備を進めていたのです。

そこで自身の転職活動経験も踏まえて、辞めそうな社員の兆候を語ってみたいと思います。

 

まだ引き止めが可能なライン


■不平不満を言わなくなった

危険度:☆☆ 転職を検討中

「言われるうちが花」という言葉がありますが、これまで仕事や給与、評価に不満や抗議をしていた人が何も言わなくなったら、もう次の段階へ頭を切り替えています。

いわば見切りをつけた状態で、これ以上議論をしても何も変わらないと判断して転職を考え始めると、もう不平不満はどうでも良くなって何も言わなくなります。

辞めるつもりの無い人ほど「辞める!」を連呼して交渉しようとします。
しかし、本当に辞める人は転職活動を妨害されることを恐れて黙っています

■有給休暇を頻繁に取るようになった

危険度:☆☆ 転職エージェントと接触済

残った有給休暇は退職前にまとめて取ることが基本ですが、後任者への引き継ぎや次の入社までの期間が短いと消化し切ることは難しいでしょう。

人によっては年間20日付与された有給休暇がそのまま残っていることもあります。
時効で自然消滅するまでの2年分だと40日なので2ヶ月ほど休める計算になりますが、実際はそんなに休めるケースは少ないでしょう。

そこで、転職活動に入ると同時並行で有給休暇も計画的に消化することを考えます。

新婚旅行など人生の一大イベントでもないのに、いきなり2週間とか休みだしたら危ない。
とはいえ、これでも有給休暇は10日しか消化できていません。他にも祝祭日にくっつけたり、色々と理由をつけて有給休暇を計画的に消化するようになります。

辞めるつもりの人は、必ず勤怠に兆候が表れてきます。

 

早急(数日以内)に対処すべきライン


■頻繁に私用の電話に出ているようだ

危険度:★★☆ すでに何社か書類応募した

転職活動を始めると、選考状況について転職エージェントから電話がかかってくるようになります。
そのため、たびたび私用の携帯電話を持って席を外すことが多くなります。

普通、社会人である友人が、業務時間中に電話をかけてくることはありません。
あとはマンションの管理会社や何らかの手続き関係での電話ですが、これらは隠すことではないのでランチや飲み会の席で話題に上がっているはずです。また、たいていは数回のやり取りで完了するので、頻繁に電話することはありません。

さらに、私用の携帯電話をいつも充電している、席を外すときは必ず携帯電話を持ち歩くという傾向もあります。

■身なりが綺麗になった

危険度:★★☆ これから面接です

面接では身なりや服装もチェックされるため、きちんとした格好になってくることが多いです。

これまでと違ってスーツやシャツにアイロンがかかるようになり、髪型やヒゲが整えられて身なりが良くなります。
最近ではノーネクタイの会社も増えましたが、面接があるときはネクタイを締めるようになります。

また、いわゆるリクルートスーツのような、好感をもたれやすい地味で落ち着いた服装になってくることも一つの特徴です。

■早く退社するようになった

危険度:★★☆ これから面接です

在職中のまま転職活動する場合、面接は夜に設定されることが多いです。

しかし、面接官もあまり夜遅くまで残りたくない気持ちはあるので、だいたい面接は19時~20時開始で設定されることが多いです。
すると18時ぐらいに会社を出ないと面接に間に合わないため、必然的に早く退社するようになってきます。

■新聞や本を読むようになった

危険度:★★☆ 何回か面接を受けてます

面接を受けると、社会から見て自分に何が足りないのか分かってくるもの。
お見送り理由や面接でのやり取りを元に、どうすれば良いのかを考えて勉強を始めるようになります。

さらに、そこで学んだことが現在の仕事へ活かされたりすることもあり、急に専門外のことを詳しくなるという現象が起こります。
周りから見れば急に読む本が変わった、勉強熱心になったと見えますが、裏事情はこういうことです。

 

もう引き止めが困難なライン


 ■態度が変わった

危険度:★★★ 面接が好感触!

自分の市場価値に気も付き、面接でも手ごたえが感じられるようになると、もはや現職への未練は無くなってきます。
仮に選考中の企業が落ちたとしても、おそらく次の応募では受かるというふうに感じるでしょう。

近いうちに辞めるとなれば、もう評価は関係ありません。良くも悪くも開き直って、従順な態度ではなく自分を出すようになってきます。

■仕事の長期的な話を濁す

危険度:★★★ 最終面接が設定されて内定間近です

何度か面接を受けてだんだん慣れてくると、面接を通過する確率もあがってきます。
いくつかの会社から最終面接が設定されて内定が見えだすと、次は退職交渉や引き継ぎを考え始めます。

会社側が引き留めをする大きな理由は、急に辞められると今の業務に影響があるからです。
そのため、重要な仕事を入れずに辞める影響を最小限とすることで、会社側が引き留めをする理由を無くすことが狙いです。

また、あまり複雑な仕事だと引き継ぎが大変です。
そのため、単発で終わる手離れが良い仕事を担当して、引き継ぎをしなくても良いようにする考えがはたらきます。

こういった動機から、数ヶ月先の仕事の話はしないようになりますし、また積極的に関わらないようになります。

 

もはや、手遅れです。。。


■退職を切りだした

危険度:★★★★★ 内定出ました。。。

内定が出たら、現職へ退職の旨が通知されます。
退職を切り出したら、もう撤回することはありません

会社が引き留めるために好条件を提示してくることもありますが、何の裏付けもないため心変わりすることはないでしょう。
また、一部の会社では脅迫まがいの引き留めをするそうですが、転職エージェントも様々なノウハウを持っているため成功することはほとんどありません。

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