FX経済指標の読み方


各国で発表される経済指標は、FXの為替レートに大きな影響を与えます。
良い経済指標が発表されればその通貨が買われ、逆なら。。。

ところが、実際はそんなに単純ではありません。発表された経済指標と逆向きに動くこともあるのです。

そこそこ重要な経済指標は順向きに動きやすい

金利や失業率ほど重大指標じゃないけど、FXをやってればある程度メジャーな指標。

そのぐらいの位置付けの経済指標は、発表された通りに動きやすい傾向があります。

サプライズは順向きに跳ねやすい

経済指標は事前に予想値が出されています。
この予想と大きくかけ離れた発表がされると、順向きにレートが跳ねやすいです。

特に、前回と比べて悪化するはずが好調など、予想と逆向きのトレンドになるとインパクトが大きいです。

重大指標が発表される前は無反応

米国の失業率や政策金利など、市場参加者が注目する重大指標と同じ日に発表される経済指標は無視されやすいです。

重大指標の結果によって為替レートが大きく変動するため、その前は様子見のムードが流れるためです。

材料出尽くしは逆向きに動きやすい

株の格言に「噂で買って事実で売れ」という言葉があります。

経済指標は経済の状況を様々な観点から表したものですが、最終的には金利に行き着きます。
金利が為替や景気に与える影響は非常に大きいため、色々な分野の市場参加者があれこれと予想を繰り広げます。

そういった予想を為替はすでに織り込んで動いているため、いざその指標が発表されると手仕舞い決済が始まって為替が逆向きに動くのです。

チャートを見ていると、最初は事情を知らない参加者が経済指標の発表通りに売買をします。
しかし手仕舞い決済が始まって思ったほど伸びない、あるいは逆トレンドになると、材料出尽くしのムードが広がります。
そうなるとチャートが乱高下し始め、上下に長いローソク足が現れます。

そのあと、手仕舞い派が優勢だと、徐々に逆トレンドへと進んでいきます。

高金利通貨は他国との相対評価

利下げが起きるとスワップ金利が下がるので、本来は通貨も売られるはずです。
ですが、利下げをしても他の通貨よりまだ高金利であれば、やっぱりその通貨を保有し続けるしかないのです。

そんなわけで、利下げをしても通貨は買われることがあるので注意が必要です。
2015年にオーストラリアは複数回の利下げを行いましたが、通貨は上昇するという逆転現象が発生していました。
各国で発表される経済指標は、FXの為替レートに大きな影響を与えます。
良い経済指標が発表されればその通貨が買われ、逆なら。。。

ところが、実際はそんなに単純ではありません。発表された経済指標と逆向きに動くこともあるのです。

そこそこ重要な経済指標は順向きに動きやすい

金利や失業率ほど重大指標じゃないけど、FXをやってればある程度メジャーな指標。

そのぐらいの位置付けの経済指標は、発表された通りに動きやすい傾向があります。

サプライズは順向きに跳ねやすい

経済指標は事前に予想値が出されています。
この予想と大きくかけ離れた発表がされると、順向きにレートが跳ねやすいです。

特に、前回と比べて悪化するはずが好調など、予想と逆向きのトレンドになるとインパクトが大きいです。

重大指標が発表される前は無反応

米国の失業率や政策金利など、市場参加者が注目する重大指標と同じ日に発表される経済指標は無視されやすいです。

重大指標の結果によって為替レートが大きく変動するため、その前は様子見のムードが流れるためです。

材料出尽くしは逆向きに動きやすい

株の格言に「噂で買って事実で売れ」という言葉があります。

経済指標は経済の状況を様々な観点から表したものですが、最終的には金利に行き着きます。
金利が為替や景気に与える影響は非常に大きいため、色々な分野の市場参加者があれこれと予想を繰り広げます。

そういった予想を為替はすでに織り込んで動いているため、いざその指標が発表されると手仕舞い決済が始まって為替が逆向きに動くのです。

チャートを見ていると、最初は事情を知らない参加者が経済指標の発表通りに売買をします。
しかし手仕舞い決済が始まって思ったほど伸びない、あるいは逆トレンドになると、材料出尽くしのムードが広がります。
そうなるとチャートが乱高下し始め、上下に長いローソク足が現れます。

そのあと、手仕舞い派が優勢だと、徐々に逆トレンドへと進んでいきます。

高金利通貨は他国との相対評価

利下げが起きるとスワップ金利が下がるので、本来は通貨も売られるはずです。
ですが、利下げをしても他の通貨よりまだ高金利であれば、やっぱりその通貨を保有し続けるしかないのです。

そんなわけで、利下げをしても通貨は買われることがあるので注意が必要です。
2015年にオーストラリアは複数回の利下げを行いましたが、通貨は上昇するという逆転現象が発生していました。
米FRBが、2015年12月17日にとうとう7年ぶりの利上げへ踏み切りましたね!

さて、政策金利といえばFXの中でも最重要の経済指標です。
政策金利が為替レートへどのように影響を与えるのか考えてみましょう。

政策金利って?

※すでに知ってるよ!というかたは飛ばし読みでOKです。

まずは政策金利についておさらい。

FXでいう政策金利とは、その国の中央銀行が定める金利を指します。
日本だと、日本銀行の公定歩合がそれに相当しますね。

さて、民間銀行は日本銀行にお金を預けると、公定歩合に沿った利息がもらえます。
日本銀行といえば、日本で最も信用のある機関。あらゆる貸出先の中で、貸し倒れリスクはもっとも低いと言えます。

なので、もし民間へ貸し出すときの金利が公定歩合以下なら、日本銀行に預けておいたほうがマシということになります。
言い換えれば、民間へ貸し出す金利は必ず公定歩合以上となるのです。

したがって、公定歩合は日本における最低金利という位置づけです。
公定歩合が上がれば、民間で貸し出される金利もそれ以上に設定されます。

他国の政策金利も、おおむねこのような考え方で運用されています。

金利と景気と経済政策の関係

※このあたりも知ってるよ!というかたはドンドン飛ばしていきましょう。

政策金利がどういうものかについては、おぼろげながらわかりましたね?
次は、金利と景気の関係について見てみましょう。

■低金利時代

景気が悪いと、誰も設備投資をして事業を拡大しようとはしません。
なので、金利を引き下げる政策を打ち出して、お金を借りやすくなる状況を作ります。

すると、一部の企業は金利が安いから事業へ投資するため借金をしようかという流れになります。
そうなると、建物や生産設備が売れるようになるので、それらを製造している企業の業績が良くなります。

■景気が上向く

さて、前段の企業の業績が良くなると、その会社は儲かったお金で事業拡大のため投資をしたりするかもしれません。
さらには、儲かったお金を社員に還元して給料がアップするかもしれません。すると、旅行やレジャーなど消費活動も増えるでしょう。

そうやって、回りまわって社会にお金がどんどん出ていくようになり、社会全体の景気が良くなっていきます。

■景気過熱時代

どんどん景気が良くなると、事業拡大をしようという気風も出てくるので積極的に借金をして投資活動が始まります。

お金を借りたい人が増えてくるので、金利は徐々に上がっていきます。
それでも、投資熱が止むことはありません。

投資をする⇒景気が良くなる⇒投資をする⇒景気が良くなる…といったサイクルが生まれて、どんどん景気が過熱します。
いわゆるバブル経済という状態ですね。

とはいえ、いくら投資をして物を作っても、人間の数には限りがあります。
実体経済を超えて投資をしても、いつかは限界が来ます。

そこで、景気過熱を抑えようという論調があらわれます。

景気過熱を抑えるには、金利を高くして簡単にお金を借りられなくすることが一番です。
なので、金利を引き上げる政策を打ち出してきます。

■バブル崩壊

さて、そんなに投資をしても物が売れないということに気付きだすと、投資熱がだんだん冷めてきます。
そういった人が増えてくると、雪崩を打ったように景気が冷え込んできます。バブル崩壊です。

こうやって景気が悪くなると、また最初の低金利時代へと戻ります。

政策金利はFXでどういう意味を持つの?

さて、政策金利がどういうふうに使われるのかをまとめてみましょう。

  • 政策金利引き下げ⇒お金が借りやすくなるので景気上向きへ刺激
  • 政策金利引き上げ⇒お金が借りにくくなるので景気下向きへ抑制

つまり、例えば政策金利が上がると長期的に見て景気抑制となり、ひいてはその国の通貨下落にもつながるわけですね。

また、政策金利を上げるのは景気が過熱していると判断されていることです。そのため、景気を抑制する政策が次々と打ち出されるでしょう。
なので、長期的に見れば景気は下向きになると考えられます。

さて、ここまでは長期的なお話。

一方でFXにはスワップ金利というものがあります。

海外通貨に両替して当分使う予定がないなら、普通は銀行に預けると思います。
しかし国によって金利に違いがあるため、その差額をスワップ金利として貰えたり、逆に支払ったりします。
例えば、低金利の日本でお金を借りて高金利のオーストラリアにお金を預ければ、その差額の利子がもらえると考えればわかりやすいでしょう。

したがって、FXでは低金利通貨から高金利通貨へお金が流れる性質があります。

言い換えれば、ある国で政策金利が上がればスワップ金利も良くなるので、その通貨を欲しがる人が増えてきます。
需要と供給の関係により、政策金利が上がってその通貨を欲しがる人が増えれば通貨上昇につながっていきます。

まとめ

長々と書いてきましたが、政策金利とFXの関係について少し理解できたでしょうか?

政策金利の引き上げは次のように言えるでしょう。

  • 短期的にはスワップ金利が良くなるので通貨にプラス
  • 長期的には景気抑制につながるので通貨にマイナス

政策金利の引き下げはこれと逆になります。

FXのために経済をさらに詳しく知りたいかたは、ぜひ専門書にもチャレンジしてみましょう!


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